Tさんはとても明るい50代の女性です。
年末には合唱団で第九を歌ったり、家族のケアもしながら、事もバリバリこなしています。
今回ボイストレーニングを受けているうちに、なんと32年間も続いていた義母との確執が
すっかり消えたそうです。
私は講座の最初に、コミュニケーションの根本にかかわる、ある根源的な質問を投げかけました。Tさんは、この答えを考え続けていたときに、嫁姑問題を解決することになるあることに気づいたそうです。
義母がこの32年間、
私にひどいことや自分の苦しみや本音をぶつけてきたことが、
むしろ良かったと思えるようになりました。
義母はずっと苦労して生きてきました。
自分がどんな時にどんな気持ちだったか?
人はどんな時にどんな気持ちになるのか?
妬み、僻み、嫌味もたくさん言われました。
とても嫌でしたが
義母と沢山言葉を交わしたことで
人の人生も生きたような
不思議な気持ちになりました。
義母と一緒に生きることで
私は人の気持ちがわかる人間に
なれたような気がします。
周りの人が
「私の言葉に助けられた」
「励まされた」
と言ってくださるので。。。
私はこの義母を選んで
この家に嫁いで来たんだと
実感しました。
自分の人生は
実はとても良かったと
肯定できるようになりました。
以前とは変わった自分が
周りの人に良い影響を与えられたらと思います。
0コメント